HTML 入門講座

《第3章》 タグいろいろ

3-2 タグ その3

   (1) リンクする

(1) リンクする

書式
<A> ----- </A>

属性
■ HREF="ここにURL"
■ HREF="#..."
■ HREF="ここにURL#..."
■ HREF="mailto:ここにメールアドレス"
■ NAME="..."

 今回は,インターネットの醍醐味のひとつであるリンクです。アンカータグといいます。必ず属性が必要です。属性を順に説明します。ここで説明する属性以外にもアンカータグには属性がありますが,今回はこの5つだけです。

■ HREF="ここにURL"
 これが基本です。他のページにリンクする場合に使います。URLのところには絶対パスまたは相対パスでファイルを指定します。絶対パスとは,それだけで絶対的にファイルが特定できる(だれが見ても間違えない)指定の方法です。「http://www.〜」というように「http:」からすべてを指定します。確実な方法ですが,作成後のメンテナンスが面倒になります。例えば,ホームページのアドレスが,プロバイダの変更などにより変わってしまった場合は,すべての記述を変更する必要があります。一括置換ができるエディタがあればまだ楽ですが,面倒なことにかわりはありません。一方,相対パスでは,そのファイルがあるディレクトリを中心にして考えます。リンク先として指定したいページが,同じディレクトリにあるなら,URLとして,そのファイル名を指定するだけですみます。それより下の階層にあるなら,「/」で区切って 見出しになるような部分に使用します。見出しには必ず用いなければならないということではありません。<H1>が最も大きい文字の見出しになります。

入力例
<H1>私の趣味</H1>
<H2>私の趣味</H2>
<H3>私の趣味</H3>
<H4>私の趣味</H4>
<H5>私の趣味</H5>
<H6>私の趣味</H6>

 見出しの全種類を書いておきました。

表示例

私の趣味

↑<H1>の例

私の趣味

↑<H2>の例

私の趣味

↑<H3>の例

私の趣味

↑<H4>の例
私の趣味
↑<H5>の例
私の趣味
↑<H6>の例

 これは,見出しのためのタグなので,普通の文章の文字サイズを変更するには (3) で説明する<FONT>タグを使用します。

(2) 斜体や太字にする

書式
<I> ----- </I> ←斜体(イタリック)
<B> ----- </B> ←太字(ボールド)

 斜体とは,こんな文字です。 太字とは,こんな文字です。

入力例
<I>これが斜体です。</I>
<B>これが太字です。</B>
<I><B>これが,斜体の太字です。</B></I>

 ここで注意です。「斜体の太字」の入力例を見てください。<I>で始まって,次に<B>が来ていますので,終了タグの順番は,</B>が先です。分かりますか? カッコの関係を思い出してください。なお,<I><B>の順番を入れ替えて,
  <B><I>これが,斜体の太字です。</I></B>
としても同じです。終了タグの順番だけ注意してください。ただし,この例では,終了タグの順番を間違えても正しく表示されると思います。だからといって,順番がどうでもいいということではなく,正しく記述するクセをつけてください。あとで差がでてきます。

表示例
これが斜体です。
これが太字です。
これが,斜体の太字です。

 「斜体の太字」の例のようにタグの中にタグが入ることを「入れ子(いれこ)」といいます。この例では2つのタグの入れ子でしたが3つ,4つという場合もあります。終了タグで閉じる順番にはくれぐれも気をつけてください。

(3) 文字の大きさ,書体,色を変える

書式
<FONT> ----- </FONT>

属性
■ COLOR="..."
■ FACE="..."
■ SIZE="..."

 さて,ここで「属性」がでてきましたが,覚えていますか? 「COLOR」などの部分が「属性名」で,「...」の部分に「属性値」が入ります。<FONT>タグは,属性がないとなんの意味もありません。

 COLOR の属性値には,2つの指定方法があります。1つは,16進数で示す方法で,もう1つは,色名で示す方法です。16進数で示した場合,1677万色という色数が表現でき,その中の140色に色名がついています。色名には対応していないブラウザも中にはありますが,ほとんどのブラウザは対応しています。色名で示した方が,自分で入力するときや見直すときに分かりやすいので,こちらの方がいいかもしれません。

 一応,16進数の場合の書式を示しておきます。COLOR="#00000" のように,#の後にrrggbb(赤緑青)の順に16進数を入力します。「000000」は黒,「FFFFFF」は白です。この間に1677万色が詰まっています。

代表的な色名16種類を挙げておきます。
aqua
black
blue
fuchsia
gray
green
lime
maroon
navy
olive
purple
red
silver
teal
white
yellow
この色名を属性値として入力します。

 FACE では,書体の設定をします。ただし,見る側のパソコンにその書体がなければ,標準の書体で表示されます。カンマ「,」で区切って,これがなければこれ,というような優先順位をつけることもできます。属性値としては,「MS 明朝」などの書体名を入力します。

 SIZE では,文字の大きさを設定します。属性値には 1〜7 までの数字で入力します。標準は 3 で,7 が最大の文字サイズです。

入力例
<FONT COLOR="red">文字の色を変えます。</FONT>
<FONT FACE="MS 明朝">書体を変えます。</FONT>
<FONT SIZE="1">文字サイズを変えます。</FONT>
<FONT SIZE="2">文字サイズを変えます。</FONT>
<FONT SIZE="3">文字サイズを変えます。</FONT>
<FONT SIZE="4">文字サイズを変えます。</FONT>
<FONT SIZE="5">文字サイズを変えます。</FONT>
<FONT SIZE="6">文字サイズを変えます。</FONT>
<FONT SIZE="7">文字サイズを変えます。</FONT>

複数の種類の変更
<FONT COLOR="blue" FACE="DF隷書体,MS 明朝" SIZE="7">青文字で隷書体で文字サイズ 7(最大)です。</FONT>

表示例
文字の色を変えます。
書体を変えます。(MS 明朝がインストールされている場合は明朝になってます。)
文字サイズを変えます。
文字サイズを変えます。
文字サイズを変えます。(標準サイズ 3)
文字サイズを変えます。
文字サイズを変えます。
文字サイズを変えます。
文字サイズを変えます。

青文字で隷書体で文字サイズ 7(最大)です。

 上の表示例で,隷書体が明朝や標準の書体になってしまう人も多いと思います。このように,書体の設定は,他人のパソコンでは反映されない場合もあるということを意識して設定しましょう。デザイン上,この書体でないとダメという場合は,グラフィックソフトでイメージデータとして作成するしかありません。また,書体名の全角,半角,スペースもしっかりと指定します。「MS 明朝」が「MS 明朝」ではいけません(MSの全角,半角の違い)。書体名の確認は,Windows の場合,「マイコンピュータ」-->「コントロールパネル」-->「フォント」で,知りたいフォントをダブルクリックすると,書体名が表示されます。

終了タグは</FONT>だけです。</FONT COLOR>のようなことはしません。


■■■ 今回覚えたこと ■■■

4つのタグ
<H1> ----- </H1>  H1〜H6まで
<I>----- </I>
<B>----- </B>
<FONT>----- </FONT>

入り子の関係,属性の指定は分かりましたか?

今回の総合入力例
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>自己紹介のページ</TITLE>
</HEAD>

<BODY>
<CENTER><H1>山田太郎の自己紹介</H1></CENTER>
<P><FONT SIZE="5"><I>私の名前は,山田太郎です。</I></FONT><BR>
<B>昭和最後の年に生まれました。</B>
<P><FONT COLOR="lime">ニックネームは,タローです。</FONT><BR>
みんなよろしくね。<BR>
</BODY>
</HTML>

どのように表示されるか想像してみてください。

表示例

山田太郎の自己紹介

私の名前は,山田太郎です。
昭和最後の年に生まれました。

ニックネームは,タローです。
みんなよろしくね。

だんだん複雑になってきましたが,基本を理解していれば大丈夫です。

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Hiroshi Yamamoto (SQUARE KNOT) MCMXCIX yamamoto@hiroshi.org